2019年5月11日
ついにこの日がやってきた
そう、お分かりの通りサザンの全国ツアーライブin西武ドームだ。
今回はチケットがいつにもまして取りにくい
というか取れない
みなさんお気付きの通り
2018年はNHKホールで行なったライブの2日間だけしかやっていないため
サザンファン達がウズウズしていたのとプラスして紅白歌合戦に出た影響でチケットが取れない
通常であれば全国ツアーはかなりの確率で取れるが…
今回は全く取れない…
もう札幌でも大阪の公演でもいいやと申し込んだが
全く取れない…
と焦りまくっていたオレだが
サザンファンの友達が西武ドームのチケットを取ってくれた
そして当日
そしてオレの席
これは…
あまりいいとは言えない席…
たぶん、ステージ後ろの映像の演出は見えない…
いや、むしろライブに行けるだけありがたい
このチケットには行けなかったサザンファン達の涙の上で成り立っているのだから!!!
そしてライブが始まった!!
→サザンファンなら後半に歌う【女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)】を聞いて「春に発売した2つのシングル曲を1つのライブで両方とも聞けてるじゃん」と思うはず
→サザンファンは絶対あの流れは愛の言霊と思ったはず
とライブが進むにつれてオレは思った
サザンあるあるで
って感じの曲しか知らない状態でライブに来ると、ライブ中盤は結構マニアックな曲をやるので
ってなる確率が高い
そして今回はかなりマニアックな曲の時間が長かった…特にこの辺り
この席からアリーナを見渡すとぞろぞろとトイレ休憩&売店?に向かう人たちが席を立ち始めた…(西武ドームは外の明かりも入る半ドーム型なので会場が明るくて人が見えるのだ)
オレは内心、激おこぷんぷん丸であった
オレはこれからマーケティングの教えを学んだ
【お客さんは平等に扱ってはいけないということ】
新規客の獲得に悪戦苦闘している人はいるけど
それよりも既存のお客さんが大事ということを忘れてしまっている
サザンの例でいえば
応援をめっちゃしている人がステージから遠い席で
ライブ途中で売店行っている人がステージから近くて、いい席で観ているのは決して平等ではない
オレが運営側だったら、いつも応援してくれている人にいい席を用意してあげる
だって、一番応援してくれる既存客を大切に扱わないといけないから
(ここでは「にわか」が増えないとファンが増えない議論は置いておく)
そのいいファンっていう定義が難しいが
やっぱりいい席に座るなら「お金」を多く払う人
それが一番わかりやすい
もし、オレが7000円の席で上から見ていて、アリーナの5万円のいい席にいる人が途中で退席していても
「いい席なのにもったいないな」と思うけど怒りはさほどない、だってお金を出せばアリーナ席に行ける方法があったのにお金を出さなかったオレが悪いから
でもこれが前からライブを楽しみにしている人も
「なんかサザンがライブやるみたいだから行ってみるか」
って人もごちゃ混ぜの抽選でチケットが取れて「席を途中で立つ人」がアリーナなのは平等のようで不平等
サザンほどの国民的ビックバンドになれば多くの人に聞いて欲しいと思うのは当然だと思う、自分もそう思うが公務員バンドではないので、サザンが好きな人によりいい席に近づける道を作って欲しいと思う。
そうでなければ軸となって応援している人達が離れていってしまう
「にわか野郎は来るな」という話しではなく、より多くの人たちにサザンのライブを楽しんでもらうために既存のファンを大切にする施策を最初に考えなければいけない、
抽選で運よく当たった人がアリーナ席で席を退席すると、オールドサザンファン達は
といちサザンファンの自分は思うのです。